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2009.07.22 Wed
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北村さん、直木賞おめでとうございますー!!
というわけで、お気に入りの北村作品をいくつか。


空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1994/03)
北村 薫

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女子大生である「わたし」と落語家の円紫師匠が日常の些細な謎を解いていく、という「円紫師匠とわたし」シリーズ。
北村作品のシリーズものの中では、一番有名?なのではないでしょうか。
文章は「わたし」の視点で描かれてるのですが、それがまた本当に細やかでリアルで、「そうそうそうなんだよ!」と頷く事しきり
ちょうど「わたし」と同年代の頃に読んでいたのですが、全く違和感が無く、てっきり作者は若い女性の方だと思っておりました
巻を進むにつれて、表紙イラストの「わたし」もちょっとずつ大人になっていき、それもまた楽しみの一つであります。


ターン (新潮文庫)ターン (新潮文庫)
(2000/06)
北村 薫

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版画家である主人公が、ある日遭遇した交通事故がきっかけで、同じ一日が何度も繰り返す時間の狭間へと落ち込んでしまう物語。
「スキップ」「ターン」「リセット」の三冊で「時と人」三部作になっていますが、設定は全く独立しているため、これ一冊で読めます。
誰も居ない世界での主人公の圧倒的な孤独と、偶然に掛かってくる電話、希望と失意の行ったり来たり‥‥あまり激しい感情表現は無いですが、淡々とひしひしとその空気が伝わってきます。
牧瀬里穂さん主演で、10年ほど前に映画化してました
映像化は難しいんじゃないかと思っていましたが、なかなか上手く出来上がっていると思います。
今をときめく(笑)北村一輝さんが絶賛悪役中


ひとがた流し (新潮文庫)ひとがた流し (新潮文庫)
(2009/04/25)
北村 薫

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高校生の頃から大親友三人組は、互いに忙しい毎日を送りながらも、家族ぐるみの付き合いを続けている。
ある日、ニュースキャスターである主人公は夜のニュース番組に大抜擢されるのだが、直後、乳癌が見つかってしまう。周囲にひたすら隠し、必死に仕事に打ち込む主人公だが・・・・
えー、この話は、まだ読んでません2年前、NHKで沢口靖子さん主演でドラマ化してたのを見ましたが、丁寧に作ってあってとても面白かったです。
原作では三人が持ち回りで主役になるそうなので、三者三様の感情が読めて、それはそれで楽しみです。


盤上の敵盤上の敵
(1999/09)
北村 薫

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妻が一人で留守番中の家に、猟銃を持った殺人犯が逃げ込んでしまってさあ大変。警察とテレビカメラに囲まれたマイホームから妻を救い出すため、主人公は孤軍奮闘するのですが・・・・
北村作品にしては珍しく、互いに追い詰め追い詰められの容赦無い攻防戦の物語。
妻の過去や主人公の心理状況を読んでいくうちに、ザリザリと砂を噛んだ様な気分になっていきます。とても面白いのですが、他の北村作品とは異質であり、好みは分かれるかと。
文中で、とある事柄に対して「ミンチにされるより酷い事」という表現をされているのですが、今でも強く印象に残っています。


当初は覆面作家として活動されていた北村さんが、テレビでインタビューを受けている姿を見ると、なんだかとっても不思議な気分です。
文士劇「ぼくらの愛した二十面相」で、円紫師匠の格好をしスキップしながら登場したシーンが強烈でしたが、あれから10年以上経つのかあ、と、テレビを見ながらしみじみと懐かしくなりました。
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